実に20年ぶりにパターを購入。
これまでは学生の時になけなしのバイト代で買ったダイワ(現グローブライド)のもの。
ダイワという「釣り具もやってるメーカー」のブランドであることと、そのデザインに一目ぼれしてのことでした。
以来使い続けてきましたが、ピン型と呼ばれるそのスマートなデザインから見ても難しい部類のパターです。
距離感は合いやすいが、方向を合わせること、方向性良く打ち出すことが難しい道具です。
かなりの練習と集中力が必要。
気を抜くと2メートル弱の練習マットでも外してしまう。
良い点もあります。
ソリッドで削り出し風のフェースのおかげでタッチ・打感がスバラシイ。
この打感の素晴らしさから、長らく手放せませんでした。
長らく使って慣れているはずですが、
パット数が「平均2.0/ホール(36パット/ラウンド)」から全然向上しません。
距離は合ってるけどほんの少し打ちだす方向がイメージとズレたり、
直進性がイマイチでほんの少しカップからズレたり。
そろそろ違ったタイプのパターを試したくなった。
イカンかったら戻せばいいし。
********
山を越えた隣町にある中古屋さんに並んでいるパターの中で、顔が気に入ったものから次々に試打。
値段は見ず、ブランドも関係なしに。自分の感覚だけを信じて。
(現行のダイワ品に似たピンタイプやブレードタイプは初めから対象外)
2時間弱の試打の結果選んだのが、カマボコ型の
「オデッセイ ブラック・シリーズ ツアーデザイン iX ♯9」(←買って帰ってから名前を調べてます)
ソフトなのに何故だかしっかりした打感。
転がり(直進性)の良さ、安定感。
ウェッジっぽいカラー・シルエットでショット・アプローチからの流れが途切れない。
そんなところが気に入りました。
最後に絞ったカマボコタイプ3本で1時間くらい試し、悩みました。
パターの違いで球の転がりに差がでるなんて、初めて実感。
すごく精密な加工・緻密な意匠が施されているので気になってメーカーサイトを調べたら、
軟鉄削り出しボディの高級モデルだったのね。
定価47,250円也・・・・・・。
私には勿体ない。
永く大切に使います。